就活・転職グランドスラム

採用計画と体制

2026.09.18 公開

読了 3

アスリート就活エージェントに依頼する前に
社内で決める4条件

アスリート就活のエージェントに「いい人いませんか」と投げても、返ってくるのは候補者の名前だけになる。配属先、年収、入社時期、外せない条件。この四つを社内で決めてから依頼すると、紹介の中身が変わる。今日埋められる順に並べた。


アスリート就活のエージェントに渡す情報を、社内で先に揃える

依頼の質が、そのまま紹介の質になる。「若くて元気な人を」で依頼すれば、担当者は自社の基準で言葉を解釈する。解釈のずれは面接の場まで表に出ない。会ってから違うと気づくと、双方の時間が消える。先に決めるのは四つ。配属先、想定年収レンジ、入社時期の幅、外せない条件。順に埋めていく。

手順1. 配属先を、部署名ではなく仕事の中身で書く

「営業部」だけでは伝わらない。入社初日から三か月で何をするかを、三行で書く。書けないなら、その席はまだ募集できる状態にない。

  • 一日の大半を占める作業は何か
  • だれと話す仕事か(社内・顧客・取引先)
  • 最初の半年は任せない仕事はどれか

手順2. 想定年収レンジを、下限と上限で出す

下限だけを伝えると、紹介は下限に寄る。上限は「この条件を満たすなら出せる」という形で構わない。依頼の前に決裁者へ確認しておく。

No

決めること

社内で確認する相手

01

下限(未経験で入る人の基準額)

人事と配属先の責任者

02

上限と、上限を出す条件

決裁権のある役員

03

住宅手当など月額に乗る分

給与計算の担当者

手順3. 入社時期の幅を決める

競技の予定は動く。引退の時期が読めない候補者もいる。四月の一括入社しか受けられないなら、そう書けばよい。受け入れ可能な月を一覧にし、内定から入社まで最長何か月待てるかも添える。待てる期間を決めておくと、担当者は候補者に日程を確認できる。

手順4. 外せない条件を、理由つきで三つまでに絞る

見送りの基準を並べるほど、紹介は細る。落とす理由ではなく、これがないと仕事が回らないという条件だけを残す。

よくある間違い

「意思疎通が苦手な人は不可」は条件になっていない。何ができないと困るのかを書く。たとえば「初対面の相手に電話で用件を伝える場面が毎日ある」。これなら担当者は確認できる。

そのまま貼れる依頼メモの雛形

四つが埋まったら、この順に並べて送る。文章にしなくてよい。

  • 募集する席:仕事の中身を三行
  • 年収:下限と上限、上限を出す条件
  • 入社時期:受け入れ可能な月と、待てる上限
  • 外せない条件:三つまで、理由つき
  • 会える日:面接の枠を二週間分

面接設計のご相談も承ります。

要件を伺った時点で、ご紹介できる見込みがあるかを正直にお伝えします。完全成果報酬です。

採用の相談をする

初回面談で聞かれる質問と、答えの作り方

担当者が聞くことはおおむね決まっている。答えを先に用意しておけば、初回の場で紹介が動き出す。

No

聞かれること

答え方

01

いま活躍している人はどんな人か

名前ではなく行動で。「朝いちばんに前日の数字を見る」など

02

なぜこの席が空いたのか

退職、増員、異動のどれかを言う。隠すと同じ理由で辞める

03

選考は何回で、だれが出るか

回数、面接官の役職、合否連絡までの日数

Before

体育会系で元気のいい若手を、営業で何人か紹介してください。年収は応相談です。

After

法人営業に一名。初日から三か月は既存顧客への訪問同行と日報作成。年収は下限三百二十万、上限三百八十万(同業の経験があれば上限)。入社は四月と十月、内定から最長六か月待てます。担当地域を車で回るため運転免許が必須です。


就活・転職グランドスラム編集部

最終更新 2026.09.18