仕事・業界を知る
2026.09.27 公開
読了 3分
ITの仕事、未経験の入口は三つ。
エンジニア・営業・サポートの違い
文系で未経験。IT業界に興味はあるが、何に応募すればいいか分からない。入口はおおまかに三つある。作る、売る、使い続けてもらう、だ。入社前の学習量と、入社してからの半年の過ごし方を並べて比べる。競技で鍛えた反復が効く場面も具体化する。
入口を三つに分けてから探す
求人の名前は会社ごとに違う。同じ仕事に別の名前がつく。だから名前で選ぶと迷う。やることで分けると三つになる。作る仕事、売る仕事、使い続けてもらう仕事だ。紹介会社に相談するときも、この三つの言葉で希望を伝えると話が早い。
01
作る(エンジニア)
設計、実装、試験を担当する。手を動かす時間が長い。入社前に少し触っておくと、配属後の会話の中身が分かる。
02
売る(営業)
客先の困りごとを聞き、自社の製品とつなぐ。技術は詳しい人と組めばよい。説明の順番を整える力が要る。
03
使い続けてもらう(サポート)
導入後の問い合わせに答える。製品知識が一番早く溜まる。ここから作る側や売る側へ移る人もいる。
入社前にどこまで用意するか
未経験歓迎の意味は入口ごとに違う。ゼロで通る入口と、少し触った形跡が求められる入口がある。用意するものを具体に落とす。
No
入口
入社前に用意するもの
01
作る
入門書を一冊最後まで。小さな画面を一つ自分で動かす。詰まった箇所と直した手順を書き残す。
02
売る
製品を一つ選び、誰のどんな手間を減らすのかを三行で説明できるようにする。
03
使い続けてもらう
自分が使う道具の不便を五つ書き出す。相手に状況を聞き出す順番を決めておく。
最初の半年の過ごし方が一番違う
入社後の半年で、日々の時間の使い方が分かれる。ここを知らずに選ぶと、配属後にずれを感じる。
- 作る:研修と課題の反復。分からない語をその日のうちに調べて潰す。
- 売る:先輩への同行と議事録。話した順番を書き写し、型として覚える。
- 使い続けてもらう:問い合わせへの応答の型を覚える。一人で返せる質問の数を増やす。
反復の習慣が効く場面
毎日同じ動きを繰り返した人は、この半年に強い。伸びない期間に手を止めなかった経験があるからだ。ただし「継続力があります」では伝わらない。何を、どれだけ、どう直したかまで言葉にする。
Before
部活で培った継続力を活かし、未経験でも粘り強く技術を身につけたいです。
After
毎朝同じ課題を三十分、二か月続けました。できない日は原因を一行で記録し、翌日はその一点だけ直しました。同じやり方で入門書を一冊終えています。
よくある間違い
「文系だから作る側は無理」と先に消してしまう人がいる。入門書を一冊終える前に決める話ではない。二週間触ってから判断しても遅くない。
書いたものを、一度見てもらえます。
エントリーシートも職務経歴書も、担当アドバイザーが一緒に直します。相談は無料です。
今日やる三手
読み終わったら、机の上で終わる作業から始める。三十分で三つとも終わる。
- 気になる求人を三つ開き、仕事内容の欄だけを書き写す。職種名ではなく動詞で比べる。
- 入門書を一冊決め、最初の三十分だけ進める。詰まった箇所をメモに残す。
- 書き写した三つの違いを、身近な人に口で説明する。言えなかった所が、次に調べる場所になる。
就活・転職グランドスラム編集部
最終更新 2026.09.27
