配属と育成
2026.09.02 公開
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伸びる時期が遅い人の育て方。1年目の評価をどう設計するか
入社直後に目立つ人と、1年を過ぎてから伸びる人がいます。競技経験者には後者が少なくありません。半年時点の評価だけで判断すると、伸びる前に本人が辞めます。1年目の評価設計を考えます。
立ち上がりが遅く見える理由
競技を続けてきた人は、基礎を固めてから実戦に入る順番に慣れています。仕事でも、全体像を掴むまで動きを抑える傾向があります。これは慎重さであって、能力の差ではないことが多い。
一方で、周囲からは「消極的」に見えます。この認識のずれが、半年時点の低い評価につながります。
評価を分けて設計する
No
時期
見るもの
01
1〜3か月
覚えた範囲。できるようになった業務の数だけを見る
02
4〜6か月
一人で完了できる業務の割合。質はまだ問わない
03
7〜9か月
判断の妥当性。迷った場面での選択を見る
04
10〜12か月
成果。ここで初めて数字を評価に入れる
この順番で見ると、遅く伸びる人を早い段階で切り捨てずに済みます。逆に、最初から数字で見ると、要領の良さだけを評価することになります。
本人に伝えるときの言い方
伝え方
「今は覚える時期なので、数字は見ていません。7か月目から見ます」と、いつ何で評価されるかを先に言ってください。競技をやってきた人は、評価の時期と基準が分かっていれば、そこに向けて自分で組み立てます。
1年目に潰さないための注意
- 同期との比較を口にしない。競技で比較され続けてきた分、効きすぎる
- できていないことの指摘は、必ず次にやることとセットにする
- 「向いていないかもしれない」を早い段階で言わない。本人が真に受ける
- 3か月ごとに、本人にできるようになったことを書き出させる
最後の1つは、本人が自分の変化に気づくための作業です。伸びが遅い人ほど、進んでいる実感を持てずに辞めます。
面接設計のご相談も承ります。
要件を伺った時点で、ご紹介できる見込みがあるかを正直にお伝えします。完全成果報酬です。
同期との差が開いて見えるとき
半年の時点で差がついて見えるのは、多くの場合、任された業務の違いです。本人の能力差ではなく、誰に何を任せたかの結果であることが少なくありません。差が出たと感じたら、まず任せた業務の量と種類を並べて比べてください。
本人には、同期ではなく3か月前の自分と比べさせること。競技で比較され続けてきた人ほど、横の比較は効きすぎます。伸びている実感を持てないまま辞めるのが、この時期の典型的な離職です。
就活・転職グランドスラム編集部
最終更新 2026.09.02
