就活・転職の始め方
2026.10.29 公開
読了 3分
体育会の就活はいつから始めるか。
学年ごとの目安を表で並べる
体育会の就活はいつから始めるのか。引退が遅い競技者ほど、この問いが重くなります。学年ごとにやることを表で並べ、遅れた場合に何から戻すかまで書きます。今日の夜に一つ着手できる形にしました。
体育会の就活はいつから、という問いの答え
答えは「競技の予定を書き出した日から」です。日付が決まれば、空いている時間が見えます。見えた時間にだけ就活を置きます。開始時期を学年で決めると、練習期と重なって続きません。まず競技の年間予定を紙に書き、オフと移動日に印をつけてください。それが就活の作業枠になります。
学年ごとの目安を一枚に並べる
下の表は、引退が4年の夏や秋になる前提で組んでいます。先の行が終わっていなくても、今いる行から始めて構いません。
No
時期
その時期に終わらせること
01
1年
練習日誌を始める。日付と、その日やった判断を一行残す
02
2年
競技外の経験を一つ作る。アルバイト、学内の係、短期の実習のどれか
03
3年の春夏
働く人に三人会う。卒業生でも、親の知人でもいい。仕事の一日を聞く
04
3年の秋冬
自己紹介を400字で書く。職種を三つに絞る。短期の就業体験に一つ出す
05
4年の春(在籍中)
応募書類を一通完成させる。面接を一回でも受けて感触を取る
06
引退直後の二週間
競技歴を1枚に整理する。受ける会社を10社書き出す
07
引退後1〜2か月
週に3社出す。面接のたびに受け答えを一行直す
1年2年でやる「記録」が後で効く
下級生のうちは、就活の作業はほとんどありません。代わりに記録を残します。記録は後から作れないからです。
- その日に迷ったことと、選んだ方を一行書く
- 人に何かを頼んだ日は、頼み方を書き添える
- うまくいかなかった週は、翌週に変えたことを書く
この三行が、3年になって書類を書くときの材料になります。結果ではなく判断を残すのが要点です。
3年でやることは「会う」と「書く」の二つ
3年は練習量が落ちません。だから作業を二つに絞ります。
01
会う
働いている人に三人会い、一日の流れを聞く。朝何時に何をして、誰と話すか。仕事の中身が具体的になると、志望動機が借り物でなくなる
02
書く
自己紹介を400字で一度書く。書けない箇所がそのまま不足している情報です。二週間後に同じ文を書き直すと、どこが固まったか分かる
よくある間違い
3年の間に「競技が終わってから本気でやる」と決めてしまうこと。引退後は体力も時間もあるのに、材料がないので手が止まります。材料集めだけは在籍中に進めてください。
引退が遅れた人が取り戻す順番
4年の夏や秋に引退した人は、順番を変えます。上から順に片づけます。
- 一、競技歴を1枚に整理する(半日)
- 二、受ける会社を10社書き出す(1日)
- 三、書類を一通仕上げる(2日)
- 四、週3社に出し続ける(以降)
- 五、面接のあとに受け答えを一行ずつ直す
自己分析を完成させてから動く、という順番は捨てます。出して、落ちて、直す方が速いからです。整えるのは動かしながらで間に合います。
書き方を一つだけ直す
時期の話と並んで大事なのが、書く言葉です。競技の中だけで通じる表現は、そのままでは伝わりません。
Before
四年間、誰よりも練習し、最後まで諦めずにやり抜きました。
After
週六日の練習に加え、不調の原因を毎週一つに絞って潰しました。三か月で守備の失点が減り、同じ手順を後輩二人に渡しました。
量ではなく手順を書きます。手順は仕事でも再現できるものとして読まれます。
書いたものを、一度見てもらえます。
エントリーシートも職務経歴書も、担当アドバイザーが一緒に直します。相談は無料です。
今日の夜にやること
紙を一枚出してください。上半分に、競技の予定で空いている日を書きます。下半分に、表の中で自分がまだ終えていない行を書き写します。二つを見比べて、最初の一つを明日の日付に入れる。これで開始時期は決まります。
就活・転職グランドスラム編集部
最終更新 2026.10.29
