面接の受け答え
2026.08.31 公開
読了 3分
「なぜうちの会社か」に、競技経験者がどう答えるか
志望動機で詰まる人はとても多く、競技経験者の場合は特に「体育会だから採ってほしい」に聞こえてしまう危険があります。会社ごとの言い換えではなく、材料の作り方から説明します。
答えが薄くなる原因
会社のホームページに書いてあることを言い直しているうちは、どの会社にも当てはまる話にしかなりません。理念に共感した、成長できる環境だと思った。これらは相手も何百回と聞いています。
志望動機は、会社の情報ではなく自分の事実から作ります。自分がしてきた進め方と、その会社の仕事の進め方が重なる点を1つ挙げる。それだけで十分です。
材料の作り方
1. 自分の進め方を1行で書く
「うまくいかないとき、量を増やす前に配分を変える」「決めたことを記録に残して人に渡す」。競技でやってきたことを、仕事でも使える形の一文にします。
2. 会社側で対応する事実を1つ探す
求人票の仕事内容、社員インタビュー、面接官の話。何でも構いませんが、抽象的な理念ではなく、具体的な仕事の進め方に関する記述を探してください。
3. 2つを繋げて話す
Before
貴社の「挑戦を歓迎する社風」に強く共感しました。体育会で培った忍耐力を活かし、どんな困難にも挑戦していきたいと考えています。
After
説明会で、担当が案件ごとに進め方を決めていると伺いました。私は競技でも、練習量を増やす前に配分を変えることで結果を出してきたので、自分で組み立てて進める仕事の方が力が出ます。その点で御社の進め方と合うと考えています。
確かめ方
書いた志望動機の会社名を、競合他社の名前に差し替えて読んでみてください。そのまま通用するなら、まだ会社の情報しか書けていません。通用しなくなるまで、自分の事実を足します。
業界が競技と無関係な場合
スポーツと関係ない会社を受けるときに、競技の話を出していいのか迷う人がいます。出して構いません。ただし「競技をやっていたから採ってほしい」ではなく「競技で身につけた進め方が、この仕事に合う」という形にしてください。この2つは、聞く側にとって全く違う話です。
逆質問で見せられること
- 「入社1年目の方が、最初につまずくのはどの場面ですか」
- 「成果をどの単位で見ていますか。月ですか、案件ごとですか」
- 「配属はどのように決まりますか」
どれも、入ってから自分がどう動くかを考えている人の質問です。志望動機で言い切れなかった部分は、ここで補えます。
書いたものを、一度見てもらえます。
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転職の場合の志望動機
中途採用では、志望動機よりも「なぜ辞めるのか」の方が重く見られます。前職の不満を理由にすると、同じ理由で辞めると判断されます。辞める理由と入る理由は、同じ一つの話として繋がっている必要があります。
例えば「一人で完結する仕事が多く、人と組んで進める経験が積めない。競技でも仕事でも、人と組んだ方が結果が出てきたので、チームで案件を持つ御社の進め方を選びたい」。辞める理由がそのまま入る理由になっている形が、最も通ります。
就活・転職グランドスラム編集部
最終更新 2026.08.31
