引退後のキャリア
2026.09.08 公開
読了 3分
大学4年の夏に引退。就活が出遅れたと感じたときにやること
最後の大会が終わってから就活を始めると、周りはすでに内定を持っています。ここで焦って手当たり次第に応募すると、かえって決まりません。夏以降に動き始める人が、どの順番で何をすれば間に合うのかを整理します。
秋以降も採用を続けている企業は珍しくない
新卒採用は春で終わるものだと思われがちですが、実際には秋や冬に募集を出す企業が毎年あります。内定辞退が出た枠、期の途中で決まった増員、通年で採用している会社。数は春より少ないものの、応募する側も減っているため、倍率が上がるとは限りません。
焦って持ち駒を増やす前に、まず「いま応募できる先がどれだけあるか」を事実として確認してください。無いと思い込んでいるだけのことが多くあります。
最初の2週間でやることは3つだけ
01
材料を集める
競技歴、役割、変えたこと、卒業要件。書類に使う事実を先に一箇所へ書き出す。
02
1本だけ書き切る
志望動機ではなく自己PRを1本。完成させると他社にも使い回せる。
03
話す相手を作る
学内のキャリアセンター、OB、エージェント。誰でもいいので毎週話す相手を1人。
この3つを先に済ませると、応募のたびに一から考え直す時間が消えます。出遅れている人ほど、書類を1本作り切ることに時間を使ってください。
この時期にやると損をすること
よくある間違い
「まず自己分析を完璧にしてから応募する」。夏以降の時期に、期限のない作業から始めるのは危険です。自己分析は応募と面接を通してしか進みません。半端でも応募し、落ちた理由を材料にして直す方が早く終わります。
もう一つ避けたいのが、知っている企業名だけで応募先を決めることです。競技経験者を採りたい会社は、名前が知られていない中堅企業に多くあります。名前で選ぶと、そこが全部抜け落ちます。
「引退が遅かったこと」は面接でどう扱うか
隠す必要も、謝る必要もありません。最後までやり切ったという事実は、そのまま書いて構いません。ただし「だから就活が遅れました」で終わらせると、言い訳として受け取られます。
Before
8月まで部活を続けていたため、就職活動を始めるのが遅くなってしまいました。周りより出遅れていますが、その分これから頑張りたいと思っています。
After
8月の大会まで競技を続けると決めていたので、就職活動はその後に集中して進めています。引退後の2週間で、書類は先に作り切りました。今日は、私の進め方が御社の仕事の進め方と合うかを確かめたいと思っています。
書いたものを、一度見てもらえます。
エントリーシートも職務経歴書も、担当アドバイザーが一緒に直します。相談は無料です。
秋から冬にかけての現実的な進め方
- 9月:書類を1本完成させる。応募は並行して始める
- 10月:面接で落ちた理由を毎回1つメモし、書類に反映する
- 11月:応募先の幅を広げる。業界を1つ増やす
- 12月以降:既卒での採用枠も選択肢に入れて考える
12月を過ぎても決まらない場合、卒業後に既卒として就職活動を続ける道もあります。第二新卒枠を含めれば、選べる先は思ったより残ります。焦って合わない会社に入るより結果的に早いこともあります。
就活・転職グランドスラム編集部
最終更新 2026.09.08
