面接の受け答え
2026.10.03 公開
読了 3分
アスリートの就活でエージェントの模擬面接、
指摘を三層に仕分ける
アスリートの就活でエージェントの模擬面接を受けると、指摘が一度に十個返ってくる。全部直すと自分の話が消える。何も直さないと次の面接でも同じ場所で止まる。指摘を三つの層に仕分け、直す順番を決めるまでの手順を書きます。
アスリートの就活でエージェントの模擬面接を受けた日
面接が終わると、担当者がメモを読み上げる。声が小さい。結論が後ろ。具体がない。志望理由が弱い。十個並ぶと、どれから手をつけるか分からなくなる。全部直そうとした人は、次の面接で言葉が出なくなる。
指摘は重さが違う。どの会社でも効くものと、その担当者の前でだけ効くものが混ざっている。帰り道で仕分けの基準を持っておく。
指摘は三つの層に分かれる
持ち帰ったメモを、次の三つに振り分ける。迷ったら、同じ指摘が二人以上から出たかどうかを見る。
01
言い方の癖
声量、語尾、間、結論の位置。中身を変えずに直せる。直せばどの面接でも効く。
02
中身の薄さ
何をしたかが一行で終わっている。思い出す作業が要る。時間はかかるが、効く。
03
担当者の好み
もっと明るく、その話より挫折の話を。相手によって変わる。採るかどうかは自分で決める。
直すと効く指摘
次のような指摘は、言葉の順番と情報量の問題だ。その日のうちに直せる。
- 結論が最後に来ている。先に一行で答える
- 「頑張りました」で終わる。回数、期間、人数に言い換える
- 主語がチームばかり。自分が動いた部分に主語を戻す
- 答える前の前置きが長い。前置きを削る
Before
チーム全体で練習方法を見直し、雰囲気が良くなりました。
After
私が週一回の振り返りの場を作り、三か月続けました。遅刻してくる人がいなくなりました。
直すと自分の話が消える指摘
逆に、従うと芯が抜ける指摘がある。見分け方は一つ。直したあとの文が、誰の話でも成立してしまうかどうか。
Before
試合に出られない三年間、相手打者の傾向を記録して投手に渡していました。
After
縁の下の力持ちとして、チームのために支えました。
後者は聞こえがいい。けれど誰にでも書ける。指摘が「もっと前向きに」「もっと一般的な言葉で」という方向を向いているときは、いったん保留にする。
直すか保留かの振り分け表
現場で返ってきやすい指摘を、扱い方とともに並べる。自分のメモを横に置いて照らし合わせる。
No
返ってきた指摘
どう扱うか
01
声が小さい、語尾が消える
直す。中身を変えずに練習だけで変わる
02
専門用語が伝わらない
直す。競技を知らない人に通じる言葉へ置き換える
03
エピソードが多い、一つに絞れ
直す。面接の持ち時間は短い
04
その経験は地味だ
保留。地味かどうかは会社で変わる。別の面接で試す
05
挫折した話のほうがいい
保留。一番具体的に話せる話を優先する
書いたものを、一度見てもらえます。
エントリーシートも職務経歴書も、担当アドバイザーが一緒に直します。相談は無料です。
次の面接までにやる順番
直すと決めた指摘でも、同時に三つは直らない。順番を決めて一つずつ乗せる。
- 一つ目。言い方の癖を一つだけ選ぶ。結論を先に言う、だけでいい
- 二つ目。中身が薄い箇所を一つ選び、紙に事実を書き出す。時期、人数、回数
- 三つ目。保留にした指摘は消さず別の欄に残す。二人目から同じ指摘が出たら採用に回す
よくある間違い
指摘を全部書き取り、全部直そうとする。次の面接では、直した部分だけを気にして話が止まる。直すのは一度に一つ。残りは紙の上で待たせておく。
就活・転職グランドスラム編集部
最終更新 2026.10.03
